トップページ > 秘伝の酒かす

よくお買い上げ頂いたお客様に「宝屋の豚の味噌漬けは何でそんなに柔らかくて旨みがあるの?」と聞かれます。
ズバリその最大の秘密が「矢尾本店」の秩父錦から生まれる酒かすともち豚とのハーモ―なのです。

お米を大きな蒸し器で蒸し上げます。
たくさんの量のお米を蒸しあげるので酒蔵の外は、真っ白な煙が噴きあがります。

酒かすができるまでの工程 むし作業 酒かすができるまでの工程 むし作業2

ここで蔵人達の手によってほぐされ、麹カビの発育が行われます。
麹の出来具合で酒の出来ばいが左右される為、蔵人達は24時間付きっきりで管理し
最高の状態で、次の工程に移ります。

酒かすができるまでの工程 麹作り 酒かすができるまでの工程 麹作り2

出来上がりの味や香りを決める大事な工程になります。
酒母からは何とも言えない甘いフルーツのようないい香りがします。職人達の長年の経験や勘、
そして努力や試行錯誤の積み重ねから連続金賞受賞の風味が生まれているのです。

酒かすができるまでの工程 酒母作り 酒かすができるまでの工程 酒母作り2

ここで酒母の熟成された酵母の力で発酵が進み、アルコールが発生し、お酒へと生まれ変わっていきます。この状態で一カ月ほど熟成させます。

酒かすができるまでの工程 もろみ作り 酒かすができるまでの工程 もろみ作り2

この時の搾られた後の個体の部分が酒かすと呼ばれています。
手間暇かかった日本酒の旨みがたっぷり残った酒かすを使う事で肉の宝屋の味噌漬けの旨みを引き出し、たくさんの人達に「おいしいね!!」と言って頂ける理由なのです。

酒かすができるまでの工程 上槽・酒かす 酒かすができるまでの工程 上槽・酒かす2

この後貯蔵タンクで熟成され、瓶詰めされた後、お客様のもとに届きます。